宇野田陽子さん講演会大好評のうちに終わる

2015年11月28日(土) 平和を創る人々


アジアのひとびとと共に原発を止めよう

安保関連法制可決後、武器輸出が公然と行われるようになり、原発の輸出も加速しています。国内原発の再稼働が相次ぎ、45トンにもなるプルトニュームが国際問題になっています。沖縄・安保・原発・TPP等私たちの生活が土台から崩れ始め、留まるところを知りません。平和を創るのは一人ひとりの市民であり、活動を続けているグループの継続の力です。世代を越えて、活動している仲間と情報を交換し「平和を創るため」の時間を持ちます。

原発輸出と武器輸出の企業は、ほぼ重なっています。
お話の中で、緊急を要すると思ったのは、インドです。
安倍首相は、インドを訪れ日本からの原発輸出を推進しこの12月にも原子力協定を結ぼうとしています。
インドは、核保有国です。NPTにも加盟していません。
隣国パキスタンとの状況を考えると、危険を売りに行くようなものです。
安保法制は、原発輸出・原発再稼働とともに考えなければ、『核』の問題は解決しません。
日本が原発を輸出することで、アジアの大勢のひとびとが苦しみを背負うことになります。
アジアへの原発輸出に反対することが日本の原発の再稼働を止める事にもなります。

アジアのひとびとと共に原発の廃炉を!

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「原発をとめるアジアの人びと」ノ―ニュークス・アジアフオーラム編著
発行 創史社 発売 八月書館 1500円+税

宇野田陽子さんチラシ表PDF
宇野田陽子さんチラシ裏PDF





――以下、レジュメより――

アジアの人々から見た日本の原発・原発輸出・武器輸出

 

宇野田陽子(NNAF事務局) 

 

はじめに:アジアの反原発運動と日本の原発輸出

 

福島原発事故後の世界で進む原発輸出
暴走する日本の原発輸出・・・法的な問題から倫理的な問題まで
国境を越えて結託する原子力産業・・・原子力産業は軍需産業でもある!
輸出先の人々にふりかかる不幸・・・私たちの想像を超える事態が起きている

 

アジアの反原発運動の歴史を概観する

 

1990年代前半:各地で連綿と続いてきた反原発運動
民主化運動と連動した反原発運動・独裁政権下で推進された原発
1990年代後半:原発輸出への旋回に抗う
バターン原発の復活に抗う・日本からの原子炉の輸出;台湾第4原発
2000年代;日本初の原発輸出への激しい抗議
第二の侵略、ついに輸出された日本製の原子炉・そしてこう着状態に
2011年3月11日以降;福島原発事故などなかったかのように
原発輸出の主戦場となったインド・原発は民主主義のないところに流れ込む

 

アジアの反原発運動と私たち

 

原発輸出のための地ならしが進む;国内の制度、そして強権的な政権とのなれ合い
再稼動と原発輸出は表裏一体

 

反原発と反核・反戦を区別して考えない;フィリピン、インドの事例から
未来を原子力産業に手渡すわけにはいかない

 

 

 

<インド>

 

反原発運動の始まり・深刻な事故が続いたインドの原発・98年の核実験の衝撃・反原発運動の素顔・ジャドゥゴダウラン鉱山・米印原子力協定がこじ開けた巨大原発市場・福島原発事故が与えた衝撃・非暴力に徹したクダンクラム原発反対運動

 

 

 

<トルコ>

 

チェルノブイリ原発事故の衝撃と影響・40年に渡るアックユ原発建設反対運動・いくつもの核スキャンダル・日本が輸出するシノップ原発・トルコという国

 

 

 

<ベトナム>

 

原発を巡る日本とベトナムの関係の深まり・・・「一党独裁で進めやすいのが利点」?!

 

日本が第二原発を受注・命がけで原発反対を表明するベトナムの人々・ベトナムへの原発輸出をどう食い止めるか

 

<台湾>

 

毎年行なわれる大規模なデモ・蘭嶼島、核廃棄物と闘う先住民族・日本からの原子炉輸出・我是人、我反核・非暴力直接行動・国会占拠・台湾から私たちが学ぶこと

 

 

 

<フィリピン>

 

完成したのに動かされない原発・だれがもうけて、だれがはらうのか・軍事独裁政権下での反原発運動とは・バターン原発復活を許さない・若い活動家たちと共に

 

 

 

<まとめ;原発と武器でもうける日本でよいはずがない!>

 

核の連関の中にある私たち;原発を切り口にして見えてくる不正義を広く視野に入れて

 

原発は、より民主主義のないところへ流れ込む

 

原子力協定の交渉に浮かび上がる軍事協力

 

原発輸出の強引な推進から見えてくる、武器輸出との関係

 

アジアの人々のたたかいを知り、日本のたたかいを伝えたい

 

私たちに何ができるか・・・一人ひとりが声をあげ「100万通りの」やり方で

 

 

 

 

 

ノーニュークス・アジアフォーラムとは?

 

核も原発もないアジアをめざす、アジア地域の反原発運動のネットワーク。提唱者の一人である韓国の金源植さんの「核の災禍に国境はない。我々が生き延びるためにいまこそ民衆による連帯が必要だ」との呼びかけを受けて、1993年に結成された。

 

 

 

<推進側の国際連帯?!>

 

70~80年代からアジア各国は原発建設計画を推進。原発輸出を拡大するため、日本がそれを牽引してきた。日本は、毎年「アジア地域原子力協力国際会議」を開催(2000年以降は「アジア原子力協力フォーラム」と改称)、多数の研修生を受け入れるなどの技術協力、韓国・台湾とは毎年2国間で協力会議を開催、東南アジアにも毎年官民大規模ミッションを派遣、PAも指導してきた。

 

 

 

<だったら民衆はそれを凌駕する連帯を!>

 

各国で原発をとめ、日本からの原発輸出を止めていくためには、民衆レベルでの交流と連帯が不可欠であること、原発事故に関してアジア各国は運命共同体であることからスタートしたネットワーク。第1回NNAFが1993年に日本で開催。

 

最前線でたたかっている人が励まされるようなフォーラムであることを目指す。

 

フォーラムには、8~10ヶ国・地域から集まり、情報の交換、経験の交流、共同の行動を積み重ねてきた。アジア各国の原発現地・原発予定地・核廃棄物処分場候補地の人々をはじめ、ぼう大な人々が参加し、お互いに学びあい、お互いに励ましあってきた。フォーラムのとき以外にも、連絡を取り合って情報を交換したり、ひんぱんに、いったりきたりしている。原子力産業協会の機関誌で「アジアへ反原発運動が輸出されている」と表現されたことも。

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